【ウッドデッキ実例解説】白とガルバリウムの外壁に目隠しフェンスと人工芝を合わせた施工例

wood-decks-9 実例解説
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i.u.建築企画ウッドデッキの写真はこちら – Houzz

コの字型の外壁に入れ込むような設置をすることで左右の目隠しができ、庭のフェンスでもプライベート空間作り出しているウッドデッキ。白と黒のモノトーンカラーの外壁に合った薄い色のウッドデッキで構成され、人工芝と少し高い土間コンクリートでスタイリッシュな印象に仕上がっている。子供を遊ばせてもリビングから見える設計、しかし外からの視線はしっかり遮るようにプライベート空間が確保されている。

私は、今まで数百のウッドデッキを見てきました。さらに自分の手足で100を超える写真を集めウッドデッキ研究を重ねてきました。

気づいたらウッドデッキマニアになっていた私が
こんな素晴らしいウッドデッキを勝手に解説しちゃいます。

コ型で左右の目隠しが出来るウッドデッキ

コの字型の外壁入れ込んだウッドデッキ

ウッドデッキの形は普通の長方形、しかしウッドデッキを設置する位置をコの字に入れ込むようにしてあります。左右が外壁になることで外からの視線を遮ることができます。やはり外からの視線に関してはウッドデッキの問題点の一つです。ウッドデッキを設置したけれど外からの視線が気になり結局使わないなんてことも多くあります。左右に外壁があることで圧迫感が出て狭く感じることもありますが、ウッドデッキの上に屋根がないことで開放的な空間にしています。

モノトーンの外壁に合わせたウッドデッキ

モノトーンの外壁のウッドデッキ選びについて難しいと考える人も多いです。このウッドデッキでは下の外壁(白色)に合わせて明るい色のウッドデッキを選んでいます。横の外壁も白くウッドデッキを明るい色にしたほうが全体が広く見え、人工芝と合わさって明るい印象になります。明るいだけでなく上の黒系の外壁で引き締め、重厚感もプラスされたウッドデッキです。

ウッドデッキの色は基本的に外壁か、室内の床板に合わせます。ウッドデッキの色目だけで色を決めてしまうとイメージと違った仕上がりになるかもしれないので全体を見て色を決定することをおすすめします。

ウッドデッキの色選びが難しいという方は外壁か、室内の床板に合わせましょう。

土間コンクリートと幕板でスッキリ

ウッドデッキの下地はコンクリートや土、砂利など様々なものがあります。雑草対策を考えるとコンクリートが1番望ましいです。 このウッドデッキでは下地にコンクリートを使い雑草対策をしています。コンクリートを階段のように1段上げることでウッドデッキの足などの骨組みを隠し、スッキリみせています。同時にローデッキを使わずにコンクリートで段差を作ることで、外壁の白とコンクリートでウッドデッキが囲まれスタイリッシュな印象に仕上がっています。

ローデッキは階段として庭への動線も確保でき、ウッドデッキの足回りのおしゃれさもアップする汎用性の高いオプションです。

ローデッキ
ローデッキ(YKK公式より)

適度な高さのフェンスで目隠し

写真のフェンスはウッドデッキの上に立つと少し顔が出るぐらいに設定されています。そして外からは中が見えない丁度いい高さになっています。ウッドデッキ上や庭でくつろぐときは最高のプライベート空間です。フェンスで庭全体が目隠しされているのでウッドデッキ上だけでなく庭全体をプライベート空間として使用できます。

庭ではBBQ、ウッドデッキでは子供のプールなど多くの楽しみ方が増えます。さらにこの目隠しのメリットは日中にリビングのカーテンを開けたまま過ごせるということです。リビングからウッドデッキの景色が繋がり室内が広く見えます。寒い冬にはウッドデッキは使いませんがカーテンを開けることで1年中ウッドデッキの視覚効果を感じ、日光も入ります。

縦張りの床板

ウッドデッキの床板の張る方向が縦になっています。床板の向きは縦横選ぶことができ、それぞれのメリットを把握し決めることをおすすめします。

縦張りのメリット

  • 木目が縦になるため奥行きを感じる(広く感じる)
  • 傷んだときに修正が簡単
  • 水が流れやすい
  • 価格が安くなることもある

横張りのメリット

  • 室内のフローリングと向きを合わせることができる
  • 横に広さを感じる
  • 洋風の仕上がりになる
  • 木材ロスが少なくDIYしやすい
  • ローデッキを合わせやすい

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