TENアーキテクツ一級建築士事務所 – 他の家づくりに関する写真はこちら – Houzz
日光を存分に感じられ、ウッドデッキにいても、リビングにいても庭を感じられる空間。
フェンスで外からの視線を遮り、プライベート空間を作り出しています。ナチュラルなウッドデッキの色が外壁とよく合い、ウッドデッキと庭も一体感を感じられれます。
私は、今まで数百のウッドデッキを見てきました。さらに自分の手足で100を超える写真を集めウッドデッキ研究を重ねてきました。
気づいたらウッドデッキマニアになっていた私が
こんな素晴らしいウッドデッキを勝手に解説しちゃいます。
外壁の色と相性抜群
白の外壁とベージュのウッドデッキは相性抜群でまさに鉄板の組み合わせです。写真ではウッドデッキの色をフェンス、外壁の一部にある木材とも合わせることで統一感を出しています。
ウッドデッキの色は外壁か室内の床板の色に合わせることが基本です。ウッドデッキの色で悩んでいる方は、サンプルを外壁や室内の床板に当てて確認してみることをおすすめします。
考えられたフェンスの高さ
写真のフェンスはウッドデッキの上に立つと少し顔が出るぐらいに設定されています。そして外からは中が見えない丁度いい高さになっています。ウッドデッキ上や庭でくつろぐときは最高のプライベート空間です。フェンスで庭全体が目隠しされているのでウッドデッキ上だけでなく庭全体をプライベート空間として使用できます。
庭ではBBQ、ウッドデッキでは子供のプールなど多くの楽しみ方が増えます。さらにこの目隠しのメリットは日中にリビングのカーテンを開けたまま過ごせるということです。リビングからウッドデッキの景色が繋がり室内が広く見えます。寒い冬にはウッドデッキは使いませんがカーテンを開けることで1年中ウッドデッキの視覚効果を感じ、日光も入ります。
あえてウッドデッキに屋根を付けない
ウッドデッキの屋根を付けないことで日光を取り込むことができます。屋根があることでリビングへ日光が入りづらくなり、冬寒かったり、暗い印象になることもあります。外観や日光の入り具合を確認してから屋根の取り付けを検討することがおすすめです。
ウッドデッキ自体も屋根がないほうが開放的になり、広く感じます。その一方で雨よけや日除けになるものがないことで、ウッドデッキの劣化が早まることが欠点です。
もちろん屋根があるほうがウッドデッキの劣化対策には良いのでよく考えましょう。
縦張りの床板
ウッドデッキの床板の張る方向が縦になっています。床板の向きは縦横選ぶことができ、それぞれのメリットを把握し決めることをおすすめします。
縦張りのメリット
- 木目が縦になるため奥行きを感じる(広く感じる)
- 傷んだときに修正が簡単
- 水が流れやすい
- 価格が安くなることもある
横張りのメリット
- 室内のフローリングと向きを合わせることができる
- 横に広さを感じる
- 洋風の仕上がりになる
- 木材ロスが少なくDIYしやすい
- ローデッキを合わせやすい
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