アーキレーベル|株式会社鈴木組 – テラス・中庭の写真はこちら – Houzz
家にマッチしたシンプルなウッドデッキ。長方形ではなく形に変化を加え、ローデッキを使うことでシンプルながらもおしゃれな仕上がりです。洗濯物、子供の遊び場、庭への導線すべてで使いやすくなっており、実用性の高さも見てとれます。
私は、今まで数百のウッドデッキを見てきました。さらに自分の手足で100を超える写真を集めウッドデッキ研究を重ねてきました。
気づいたらウッドデッキマニアになっていた私がこんな素晴らしいウッドデッキを勝手に解説しちゃいます。
外壁に合わせたシンプルなウッドデッキ
白い外壁、バルコニーの木材とよく合ったウッドデッキの色を使用。さらに人工木ウッドデッキで耐久性、メンテナンス性も優れています。天然木では耐久性やメンテナンスに不安がある方は人工木をお勧めします。
近年の人工木は肌感もより天然木に近くなり温もりを感じられるように作られています。
シンプルながらもおしゃれに
ウッドデッキの形を変えたりローデッキを使用することは自由自在なのがウッドデッキです。この形やオプションでおしゃれに仕上げられるかが決まります。
ウッドデッキの形はただの長方形ではなく半分を洗濯物スペースとして使えるように伸ばしてあります。
こういった気遣いは奥様はありがたいですよね。
日常的に家事で使うスペースとウッドデッキで遊ぶときのスペースを分けてあります。室内から洗濯物が見えないような設計は、リビングに居るときにウッドデッキへの広がりを感じさせてくれます。
ローデッキを使用することはシンプルなウッドデッキでもオリジナル感を出す方法の1つです。ローデッキがあるだけで足元に重量感が出たり、部分部分でローデッキを用いることで他にはない特別感が出ます。ローデッキの代わりに使用される階段ステップのようなものだとなかなかおしゃれな仕上がりにはなりません。
ローデッキの形はいろんなものが選べます。ローデッキの奥行きを広くすることで優雅な雰囲気を演出したり、写真のように横の長さを調節することで他とは違う雰囲気を出すこともできます。ステップ階段にはできない演出がたくさんできるのでローデッキはおすすめです。
屋根があることで濡れにくい
屋根があることで急な雨でも洗濯物の心配は少なくて済みます。またウッドデッキは雨や日光で劣化することが知られていてできるだけ屋根のある環境が望ましいです。
天然木のウッドデッキは日光や雨によって変色していくことがよく知られていますが、人工木も多少の色落ちがあります。メンテナンスフリーと言われるものでも屋根がついている方が圧倒的にウッドデッキの劣化を防ぐことができます。
構造上、どうしても雨ざらしになりがちなウッドデッキですが屋根があることでメリットが増えます。
- 洗濯物を干せる
- ウッドデッキの劣化を防ぐ
- 日陰部分で涼しく過ごすことが可能
ウッドデッキの屋根を取り付ける時、リビングへの日の入り方も考えて設置することをおすすめします。屋根が大きすぎたせいでリビングに日が入らないというようなことが起きないようにしましょう。
縦張りのウッドデッキ
ウッドデッキの床板の張る方向が縦になっています。床板の向きは縦横選ぶことができ、それぞれのメリットを把握し決めることをおすすめします。
縦張りのメリット
- 木目が縦になるため奥行きを感じる(広く感じる)
- 傷んだときに修正が簡単
- 水が流れやすい
- 価格が安くなることもある
横張りのメリット
- 室内のフローリングと向きを合わせることができる
- 横に広さを感じる
- 洋風の仕上がりになる
- 木材ロスが少なくDIYしやすい
- ローデッキを合わせやすい
汎用性のあるウッドデッキ
子供の遊び場、洗濯物、庭への導線、くつろぎスペースと汎用性のあるウッドデッキ。
子供のプール程度なら十分な大きさがあり、みんなでブランチなども楽しめそうですね。洗濯物も屋根の下に干すことができ、掃き出し窓の位置と洗濯物干しをズラすことで常にリビングから外の景色を楽しめます。洗濯物を干しているからウッドデッキで遊べない、作業できないなんてこともなくなります。
さらに照明もついていて夜には大人の空間として使用できます。
ガーデニングをしている時や荷物を運ぶ時もローデッキがあることで楽々移動させることができ、とても機能性に優れたとても汎用性の高いウッドデッキです。
土間コンクリートで雑草対策
ウッドデッキの下は土間コンクリートで雑草対策がしてあります。
ウッドデッキ下はゴミが溜まると掃除がしにくいので、多段幕板や囲いメッシュなどのオプションも販売されています。
コメント