ウッドデッキでのBBQは禁止【理由と対策を解説】

ウッドデッキのメリット・デメリット
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ウッドデッキを設置したら憧れのBBQをしたいと皆さん考えていますよね。

実はリクシルさん等の各有名メーカーはウッドデッキではBBQを推奨していません。

その理由は

  • ウッドデッキの油汚れが取れにくいこと
  • ウッドデッキ自体が耐火性ではないこと

上記が挙げられます。

この記事ではウッドデッキでBBQをしてはいけない理由とその対策を解説します。

この記事を読むとどうしてもウッドデッキでBBQがしたい人でも安全にBBQを楽しんでもらえるようになります。

ウッドデッキでのBBQはメーカーから禁止されています。しかし多くの人が危ないままウッドデッキでのBBQを楽しんでいます。

火や油の対策は、シートを敷いたり、レイアウトを考えることで可能になります。十分な対策を取り、楽しく安全なBBQを楽しみましょう。

カタログに【高温のものを使用しない】と記載がある

ここでは人工木ウッドデッキの話をします。

基本的に人工木ウッドデッキのカタログや説明書には

バーベキューコンロや暖房器具などの高温になるものは使用しないでください

と記載があります。

ウッドデッキの施行例の写真を見てもわかる通り、バーベキューコンロはウッドデッキの外に置かれています。

L字ウッドデッキ
リクシル公式より引用

ウッドデッキ上に炭や火の粉が飛ぶことでウッドデッキが焦げたり、溶けたりする可能性があります。

炭の写真

他にもカタログには

油、インキ、墨汁など浸み込みやすいものが付着すると除去できない場合があります

との記載もあります。

以上のように

カタログや取説に記載されている事項については保証対象外になるので十分に知っておく必要があります。

もちろん天然木のほうが熱にも弱く、汚れやすいので更に注意が必要です。

汚れてしまってからでは遅い!その前に対策をしましょう。

ウッドデッキの油汚れは取りづらい

カタログにも書いてある通りウッドデッキの油汚れは落ちづらいです。

BBQをしている時、お肉が落ちてしまったり、コンロの油が飛んだりしてウッドデッキが汚れることは多々あります。

すぐに拭いても油が浸み込んで取れなくなるなんてことも経験します。

油はウッドデッキの材質に浸み込みやすく、天然木・人工木関係なしに大敵です。

残念なことに…

人工木に関してはなんとか目立たなくすることは出来ますが、

天然木に関しては何をしても落ちないこともあります。

油汚れの落とし方

ブラシ

ウッドデッキについてしまった油汚れを取る方法を紹介します。

人工木の油汚れの落とし方

まずは付いてしまった油汚れはすぐに拭き取ることが重要です。

①台所用中性洗剤を使用してブラシやたわしなどで汚れを浮かせ洗う。
②水で洗剤を洗い流す。
③固く絞った雑巾などで拭き上げる。
それでも落ちない場合は
④サンドペーパー(#60)などで擦りデッキ材ごと削る
(必ずデッキの目に沿って磨くように)
サンドペーパーとは紙やすりのことです。

注意:木目彫のデッキなど凹凸があるものは木目が消えることもあるので注意が必要です。

サンドペーパーを使用するときは「当て木」があるとすごく便利です。
自作しても良いですが1000円程度で手に入るのでハンドサンダーを購入するのをおすすめします。

ハンドサンダー写真
ハンドサンダー

ハンドサンダー
ブランド名:BRAVE
品番:MIGAKING
型番:MIGAKING
DIY用工具
サンドペーパー・紙やすり用ホルダー
価格1000円程度

天然木の油汚れの落とし方

天然木に染み込んだ油は頑固で取れません。

もしも天然木のウッドデッキに油が付いてしまったら時間との勝負です。

すぐに大量の水と中性洗剤で洗ってください。
中性洗剤を使用し大量の水で洗い流してもシミとして残ってしまいます。
更にサンドペーパー(紙やすり)で削っても表面の油なら薄くなりますが効果は少ないです。
どうにもならなければ、塗料や保護材を塗り直すことでシミを目立たなく出来ます。
全面に塗らないと色ムラが出来てしまうので手間ではありますが効果的です。

ウッドデッキは耐火性では無い

カタログの通りウッドデッキ上での火気の使用は推奨されていません。

ウッドデッキに炭や火の粉が落ちることで焦げたり、溶けたりします。

元々日光でも日焼けし、色が薄くなるウッドデッキがほとんどです。

ウッドデッキは熱に弱いということを覚えておきましょう。

ウッドデッキをキレイに使いたいという方にはBBQはおすすめできません。

もちろんBBQするためにウッドデッキをつけるという人もいるのでウッドデッキのあるお庭でBBQを楽しむ方法も後で解説します。

傷、焦げ跡の修正方法

ウッドデッキが焦げたときの修繕方法を解説します。

ウッドデッキが焦げた場合はサンドペーパー(紙やすり)で削りましょう。

表面のみの焦げならこれで対処は可能です。

深くまで焦げているとサンドペーパーでの修繕は難しいので、床板の張替えが必要になります。

サンドペーパーで削るときは必ずデッキの目に沿って削るようにしてください。
目に沿わないとキズが目立ち仕上がりが悪くなります。

サンドペーパーを使用するときは「当て木」があるとすごく便利です。

自作しても良いですが1000円程度で手に入るのでハンドサンダーを購入するのをおすすめします。

ハンドサンダー写真
ハンドサンダー

ハンドサンダー
ブランド名:BRAVE
品番:MIGAKING
型番:MIGAKING
DIY用工具
サンドペーパー・紙やすり用ホルダー
価格1000円程度

これがないとかなり手が疲れます…

天然木にヤスリをかける場合は塗料や保護材が削れることを念頭においてください。
もう一度塗料や保護材の塗布をおすすめします。

ウッドデッキで安全にBBQをする方法

ウッドデッキを設置したお庭で楽しく安全にウッドデッキをする方法を解説します。

ウッドデッキの天敵は油と火気です。

油と火に対してうまく対策してウッドデッキで楽しくBBQしましょう。

ウッドデッキの外で火気を使用する

対策の1つとしてBBQを行うレイアウトを考えることがあります。

ウッドデッキの上が火気厳禁ならば、ウッドデッキの外で炭などを扱うことを考えましょう。

この方法ならウッドデッキが焦げる心配がなくなります。

またウッドデッキが狭くてBBQがやりにくいという方でも楽しめます。

リクシル公式より引用

コンロはガスや電気のものを使用する

2つ目の対策は炭を使用するのではなく、ガスや電気のコンロを使用するというものです。

これなら炭がウッドデッキに落ちる心配はありません。

家にあるホットプレートを使用するのでも十分です。

しかしBBQ用に買いたいという方のためにいくつか紹介します。

電気グリル

ガスグリル

ウッドデッキに耐熱シートを敷く

BBQといったらやっぱり炭火でじゃなきゃやだという方もいると思います。

どうしてもウッドデッキの上で炭を使いたいという方は耐熱シートを使用しましょう。

キャンプが流行っている今、焚き火用の耐熱シートが販売されています。

耐熱シートを使用することでウッドデッキを守りましょう。

耐熱シートは1000から3000円程度で購入できるものがあります。

耐熱シート

油汚れにレジャーシートを敷く

油汚れにはレジャーシートで対策しましょう。

レジャーシートを敷くことで油がウッドデッキにつくことを防げます。

また、おしゃれなレジャーシートを敷くことで気分も上がるのでお気に入りの商品を見つけましょう。

レジャーシートがおしゃれだったらむしろ使いたくなりますよね。

ご近所トラブルに注意

BBQをするときにはご近所とのトラブルに気をつけましょう。

近所さんもBBQをするような方なら共感が得られるのでやりやすいですが、

中には匂いや騒音に敏感なご近所さんもいるはずです。

周りへの配慮を忘れずに。

ご近所さんが気になる方は残念ながらお庭でのBBQは難しいかもしれません。

どうしても無理だったらグランピングなどに行くしかないかも…

ウッドデッキ上でBBQするなら2100mm以上の広さ

BBQ

ウッドデッキ上でBBQをするなら想像より広さが必要です。

デッキ上に机、椅子、コンロを置くとかなり狭く感じます。

実際には2100mm×2100mmの広さでも4人が限界です。

ウッドデッキ設置前の方は注意しましょう。

まとめ

ウッドデッキでBBQをしてはいけない理由とその対策について解説しました。

今回の記事はあくまで個人的にどのような対策が出来るかを解説したもので100%安全を保証する方法ではありません。

メーカーが推奨する使い方ではありませんので、ウッドデッキ上でのBBQに関しては自己責任でお願いします。

ウッドデッキでBBQをしては行けない理由は↓↓

  • 炭や火の粉がウッドデッキに落ちることによってデッキが焦げたり、溶けたりすることがある
  • BBQの油がウッドデッキにつくと落ちにくい、または取れないことがある

ウッドデッキを使用して安全にBBQをするには↓↓

  • ウッドデッキの外でコンロを使用すること
  • コンロを炭ではなく、電気やガス燃料のものに変えること
  • コンロの下に耐熱シートを敷くこと
  • 油汚れを防ぐためにレジャーシートを敷くこと

カタログや取説ではウッドデッキ上で火気を使用しないこととされています。

しかし対策をすることで安全にウッドデッキ上でBBQをすることも可能です。

使用方法を工夫してお庭で楽しくBBQを楽しんでください。

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