【後悔】洗濯物干し用のウッドデッキの出幅は900mmだと狭い

洗濯物の画像 ウッドデッキのメリット・デメリット
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  • 洗濯物を干すためにウッドデッキをつけたい
  • ウッドデッキをつけるけどついでに洗濯物を干したい

突然ですがウッドデッキの出幅が900mmより短いものは洗濯物が干しにくいです。補足ですが、出幅というのはウッドデッキの横の広さではなく奥行きのことです。

実は、皆さんがとりあえずつけるウッドデッキで多いサイズは出幅900mmのものです。

このサイズでウッドデッキを付けてしまうと洗濯物が干しにくくなります。

その理由は、洗濯物の物干しスペースを考えると自分が外に出るスペースが十分に確保できず、窓を開けたまま作業することになるからです。窓を空けていると虫が入ってくるなどデメリットがあります。

この記事では洗濯物を干すために必要なウッドデッキの大きさを解説します。

この記事を読むと洗濯物を干すのに最適なウッドデッキがわかります。

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ウッドデッキの出幅と間口

ウッドデッキには出幅と間口がありそれぞれ写真のようになります。

出幅は建物に対して垂直方向の長さで1尺(30cm)単位で大きくなります。

間口は建物に対して平行方向の長さで1間は180cmとなり、で0.5間(90cm)単位で大きくなります。

小さいと後悔‼洗濯物を干すのに必要な出幅は1200mm

結論から言うと、洗濯物の物干しアームの長さを考えると出幅900mmのウッドデッキだと広さが足りません。

物干し竿を引っ掛けるアームを物干しアームとしています。

  • 出幅900mm→足りない
  • 出幅1200mm→足りる

出幅900mmのウッドデッキの場合

洗濯物を干すことを想定したとき、物干し竿の位置を考えましょう。

物干しアームはウッドデッキから50-60cm程度外側に出るので、図のようにウッドデッキ上はほとんど洗濯物で埋まってしまいます。

もちろん狭いのでウッドデッキの上で洗濯物を干すのは窮屈になります。

結局、家の内側から洗濯物を干すことになってしまいます。

窓を開けたまま洗濯物を干すと…
  • 夏は虫が入ってきてしまう
  • 冬は寒い空気が部屋に入る

等の問題点があり、窓を閉めて洗濯物を干した方がメリットが大きいです。

出幅1200mmのウッドデッキの場合

図のように1200mmのウッドデッキを使用すると自分が外に出たまま洗濯物が干せることがわかります。

ウッドデッキ上で作業ができるので900mmのときのデメリットは消えます。

唯一のデメリットは900mmより価格が上がることです。

ウッドデッキは用途によって大きさを考えるべき

ウッドデッキは用途によって大きさや形を考える必要があります。

ウッドデッキの設置前にはどのような用途に使うのかをはっきりさせ、自分のライフスタイルに合ったウッドデッキの設置をおすすめします。

詳細記事→ウッドデッキ用途による大きさの違い

ウッドデッキで洗濯物を干す方法3選

大きいウッドデッキならばどうにでもなりますが、小さいウッドデッキで快適に過ごしたいという人は自分の用途に合わせて洗濯物を干す方法に関してもしっかり考える必要があります。

ウッドデッキで洗濯物を干す方法にはいくつかパターンがあります。

  • 家の外壁に物干しアームを付ける方法
  • ウッドデッキフェンスに対面に物干しアームを付ける方法
  • ウッドデッキ上に洗濯物干しスタンドを置く方法

家の外壁に物干しアームを付ける方法やウッドデッキフェンスに物干しアームを付ける方法ではどちらにしてもウッドデッキの大きさは1200mm以上ないと足場が窮屈になってしまいます。

逆に物干しスタンドを置く方法ならばウッドデッキの大きさに合わせてスタンドを選ぶことができます。しかし洗濯物干しスタンドだけでは干せる量が物足りないことが多いのに注意が必要です。

外壁に洗濯物干しアームを取り付ける

コンパクトで簡単に取り付けられる物干しアーム。
狭いスペースを有効活用してたくさんの洗濯物を干したい方にはおすすめです。
使わないときはしまうこともでき、洗濯物以外でもウッドデッキを有効活用できます。しかし目隠しフェンス等がないと洗濯物が周囲から丸見えになってしまうこともあります。
目隠しフェンスの戦略についてはこちらの記事です。
>>ウッドデッキ・庭の目隠しフェンスの考え方【必要な高さについて】

3000円から1万円程度でアームが販売されています。耐荷重や素材によって価格が変わってきます。外構業者にお願いするときはこれに工賃が加わることになります。
外壁へ穴を開けて施工する必要がありますが素人でもやっている方は多いです。

もちろん、テキトーに穴を空けるのは危険です。

不安な方は無料でできるので一度プロへ見積もりだけでもしてみるのがおすすめです。

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ウッドデッキフェンスに物干しアームを取り付ける方法

こちらもコンパクトで簡単に物干しスペースを確保できる方法です。
物干し竿からの高さが低いためワンピースなどを干すのは厳しいですが、Tシャツやズボンなら十分に干すことができます。またフェンスで洗濯物が外から見えにくいので視線を気にせず洗濯物を干すこともできます。

相場価格は3000円から1万円程度で、外壁用のものをフェンスに取り付ける形になります。
価格は上がりますが高さが変更できる物干しアームもあり、高さがあって乾きやすく、長い洗濯物も干せるのでおすすめです。

https://www.amazon.co.jp/
(注意:支柱はさみのみしか入ってません)

取り付け自体は難しくありませんが、洗濯物の重さもあるのでフェンスとの強度を確認した上でアームを取り付けることが必要です。一度プロに相談することをおすすめします。

フェンスの強度が足りないと壊れてしまうかも…。

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ウッドデッキに洗濯物干しスタンドを置く方法

ウッドデッキの上に物干しスタンドを置くことでも洗濯物干しスペースとして利用することが出来ます。メリットとしては、とりあえず今ある洗濯物干しスタンドを使用することですぐにでも使用できることです。デメリットは洗濯物の干せる量が洗濯物スタンドの大きさに依存すること、洗濯物干しスタンドの片付けが面倒ということです。

屋根があれば吊り下げ式の物干しアームがおすすめ

吊り下げ式の物干しアームは屋根の真ん中に余裕を持って干せます。乾きやすく、長い洗濯物も干せるので洗濯物の干しやすさは一番です。
注意点は意外とアームの長さが長いことです。大人の頭ぐらいの高さになるので洗濯物がないときはじゃまになってしまいます。しかし着脱式のアームも販売されているので少し価格は高くなりますが、屋根の取り付けと同時に洗濯物干しアームの取付を考えている人は着脱式の洗濯物干しアームが絶対おすすめです。

レバー操作で3段階の高さ調整が可能。使用しない時には根元から取り外せて、見た目もスッキリに。
(引用:https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/speene/variation/option/)

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ウッドデッキで洗濯物を干すメリット・デメリット

メリット
  • 日当たりがよく、乾きやすい
  • リビングから近いので干しやすい
  • 屋根があれば雨でも安心
デメリット
  • 目隠しが無いと洗濯物が丸見え
  • ウッドデッキの手入れがある
  • ウッドデッキや屋根の取り付けに費用がかかる

ウッドデッキで洗濯物を干すメリットはいくつかあります。ベランダで洗濯物を干すよりもウッドデッキなら2階に上がらなくて良いので時短にもなり、裸足で歩けます。一方で庭から洗濯物が丸見えになってしまうのがちょっと…という人もいます。

ウッドデッキで洗濯物を干すメリット

洗濯物が乾きやすく匂いが気にならない

洗濯物といえば部屋干し臭に悩む人も多いですよね。ウッドデッキは日当たりの良い南側につけることが多く、風通しも良いので洗濯物がよく乾きます。日光での殺菌効果と風でニオイの元を消してくれるのは大きなメリットです。

南向きのウッドデッキについてはいくつか注意点があるので気になる方はこちらの記事をどうぞ。
>>南向きのウッドデッキは失敗しやすい【設置する方角を考えよう】

ベランダに行かなくて良い‼洗濯物も干しやすい

洗濯物を干すときに階段を上がって毎回ベランダまで行くのは大変ですよね。ウッドデッキがあれば、リビングやダイニングから洗濯物を干せるのでわざわざ2階に行く必要がありません。

自分の体も楽ですし、2階に行ってる間に子供が怪我をする心配もありませんね。

さらに裸足でウッドデッキに出ることができるので時短になります。うちの妻はウッドデッキで洗濯物を干すようになってからは雨の日以外は浴室乾燥を使いませんし、ベランダへ行くこともありません。

屋根があれば雨でも濡れない

洗濯物を干すのにウッドデッキと屋根の組み合わせは最強です。
屋根があることで雨を防ぐことができます。屋根があることで日光が当たりにくくなると思うかもしれませんが、屋根は光の透過度を選べるものが多いので用途に合わせた屋根を選ぶことができます。

屋根についてはこの記事でも少し詳しく紹介していますが、紫外線の予防や、家に差し込む光の調節、ウッドデッキの劣化防止などにも役立ちます。スピーネという実際の商品例も紹介しています。

ウッドデッキで洗濯物を干すデメリット

洗濯物が丸見えになる可能性

ウッドデッキに洗濯物を干すと外から洗濯物が見えることもあります。特に南向きのウッドデッキを設置していると、正面が道路や歩道で人がよく通ることもあります。気になる方は目隠しフェンスを検討するなどの対策を取ることがおすすめです。

目隠しフェンスの対策についてはこちらの記事をどうぞ。
>>ウッドデッキ・庭の目隠しフェンスの考え方【必要な高さについて】

ウッドデッキの設置費用や手入れが必要

ウッドデッキで洗濯物を干すにはウッドデッキを設置しなければいけません。ウッドデッキの設置には必ずお金が掛かります。

またウッドデッキの手入れも必要になってきます。しかし最近の人工木ウッドデッキならメンテナンスフリーで長期的に使用できるのでおすすめです。

ウッドデッキの相場としてはこの記事でおすすめしている出幅1200mm程度だと設置費用込みで12−14万円程度です(横幅によって価格は変わります)。
価格は商品や材料によって変動するので以下のサイトで無料見積もりするのがベストです。

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洗濯物干し用のウッドデッキには屋根があると便利

縁側

洗濯物を干しているときに雨が降ってくる

そんなときに便利なのがウッドデッキ用の屋根です。

ウッドデッキの屋根は雨をしのぐことの他にもたくさん利点があります。

  • 雨や雪を防げる
  • 日除け
  • 紫外線対策
  • ウッドデッキの劣化を防ぐ

日除け

ウッドデッキに屋根をつけることで日よけの効果があります。日よけがあることで夏でも過ごしやすいウッドデッキになります。

しかし、室内にも日が入りにくくなるので注意が必要です。屋根の長さなども業者さんと相談し、色々なパターンを検討しましょう。

紫外線対策

屋根があることで紫外線対策にもなります。現在は半透明の紫外線をカットしてくれる素材を使った屋根もあります。半透明の屋根で光は入るようにして明るいウッドデッキにするのもおすすめです。透明度はいくつか種類があるので用途に合わせて決めることができます。

例えば…
リクシルのスピーネという商品

リクシルスピーネ
リクシル公式より引用
紫外線カット

屋根でウッドデッキの劣化を防ぐ

雨や日光はウッドデッキの劣化を早めます。近年の人工木ウッドデッキは耐久性が良くなっていますが全く色落ちがないわけではありません。

天然木ウッドデッキならさらに劣化しやすいので屋根があると内では違いが出ます。

屋根がほしい‼と思った方はこちらから無料で見積もり。

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注意

今回はあくまで私の実体験を元に書いたものです。

自分のお庭でサイズ感を確かめ、ウッドデッキの見積もりを取ることをおすすめします。

各自自分のライフスタイルに合ったウッドデッキを見つけてください。

まとめ

洗濯物を干すためにウッドデッキを設置するなら1200mm以上にすると良い。

900mmだとウッドデッキ上で洗濯物を干すのは窮屈でデメリットが多い。

結局窓を開けたまま洗濯物を干したり、窮屈な場所で洗濯物を干すことになり、ウッドデッキの利点が薄れてしまいます。

屋根があるとウッドデッキは更に便利なものになります。

ウッドデッキを設置する時は自分でサイズ感を確認することと、信頼できる業者さんに相談してアドバイスを貰うことをおすすめします。

せっかくのウッドデッキを失敗しないようこの記事を役立てて頂ければと思います。

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