ウッドデッキは…
- おしゃれ
- BBQとか出来ちゃう
- 値段が高そう
- 一戸建てなら付けたい
ウッドデッキに憧れがあるという人は多いです。
しかし憧れだけでウッドデッキを設置すると後々後悔するかもしれません。
というのもウッドデッキにもメリットとデメリットがあるからです。
この記事ではウッドデッキのメリットとデメリットをどこよりも多く紹介します。
この記事を読むと、自分の生活スタイルの中でメリットがデメリットを上回り、本当にウッドデッキの設置をすべきかが分かります。
ウッドデッキには天然木と人工木がある
ウッドデッキとは木でできたデッキのことです。
写真のようなウッドデッキは広くおしゃれで高級感があります。
ウッドデッキには人工木と天然木がありそれぞれ利点が異なります。
天然木のウッドデッキは本物の木なので質感がよく高級感が出ます。しかしメンテナンスが大変で劣化のスピードが早いという欠点があります。
対して人工木は耐久性に優れ、メンテナンスが楽です。見た目の高級感は天然木の方が良いと言われています。しかし近年人工木でも質感が本物の木と変わらないようなものも発売されています。
総合的に考えれば人工木をおすすめします。
>>3社の人工木メーカー‼【失敗しないウッドデッキ見積もり比較、商品紹介】
ウッドデッキのメリット
- BBQが出来る
- 洗濯物が干せる
- 外観がおしゃれになる
- リビングが広く感じる
- 雑草が生えてこない説あり
- 庭に出やすくなる
BBQが出来る
ウッドデッキを設置する人の憧れといったらBBQではないでしょうか?
ウッドデッキを設置することで子供の遊び場にもなり、夏にはプールを楽しむことも出来ます。
またウッドデッキが庭への動線となり、ガーデニングや庭遊びも楽しむことができるスペースになります。
大人には屋外での開放的なスペースでランチや晩酌なども楽しめます。
- 様々な遊びが出来るスペースになる
- 第二のリビングになる
- 家族団らんのスペース
詳細記事→>>ホントに!?ウッドデッキでBBQ禁止
洗濯物が干せる
ウッドデッキを設置することで洗濯物を干すスペースが出来ます。
ウッドデッキは基本的に部屋の床と高さを揃えるように設置されます。段差が無いことで普段の洗濯物が楽になり、大きな布団などを抱えていても行き来しやすいです。
こうした空間があることで家事への負担も軽減されます。
洗濯物を持ってベランダまで行かなくて良いのはめっちゃ便利。
さらに屋根付きのウッドデッキなら多少の雨なら心配いりません。
詳細記事
>>【悲報】洗濯物用のウッドデッキは900mmだと狭いです。
外観がおしゃれになる
ウッドデッキが付いたおしゃれな外観に憧れる方も多いです。
ウッドデッキがある庭は高級感があり、とてもおしゃれに見えます。
外観が良いというのはウッドデッキの本質的なところではありませんが設置理由として多いです。
ただ「おしゃれだから」といって取り付けを行うと後悔することも多いので、用途を考えて設置しましょう。
ウッドデッキをおしゃれに見せる方法
幕板や多段幕デッキを使用することでもっとおしゃれに演出できます。
- 形にこだわる
→実はL字や角の形も変更できる
家の形とウッドデッキの形を合わせる - 室内の床板と合わせる
→ウッドデッキと色を合わせることで統一感が出る
内から外への繋がりで広く見える - 幕板や多段幕デッキをつける
→支柱が隠れて高級感が出ておしゃれに見える
しかし価格が高くなる
おしゃれでかっこいいウッドデッキにはそれだけで魅力を感じてしまう…。
ウッドデッキの施工例についてはこちら
>>ウッドデッキギャラリー
リビングが広く感じる
中から外のウッドデッキにつながる空間を作ることでリビングが広く感じます。
室内の床の色とウッドデッキの色を合わせることで効果を発揮。
開放感のある演出で第二のリビングとしてウッドデッキを捉える住宅メーカーもあります。
写真のようなリビングからのウッドデッキの光景は憧れですね。
意外と雑草が生えてこない説あり
ウッドデッキの利点として草抜きのスペースが少なく済んで庭の手入れが楽になるということもあります。
ウッドデッキ下が土で日光が入りやすい場合はむしろ雑草の処理に困ることがあるので注意してください。
しかし基本的にはウッドデッキ下は日光が入りづらいので土でも除草シートを敷くことで雑草を最小限にすることが出来ます。
雑草対策として一番優秀なのはウッドデッキ下をコンクリートにすることです。欠点としてはコストが掛かることですが雑草が生えてきたときの手間を考えると必要経費になります。
その他にもウッドデッキの下は砂利にするなどの方法もあり、メリット・デメリットを考える必要があります。
コンクリートがおすすめですが砂利についても下の記事にまとめてあります。
庭に出やすくなる
ウッドデッキを設置することで庭への動線ができます。
部屋からそのまま庭へ出ようと思うと地面までは50cmほどの高さがあります。
高さが一定になることや靴を履く手間が省けることで洗濯物を干す時や少し外へ出る時などにとても便利になります。
ウッドデッキの上で遊ぶのか、動線としてウッドデッキを使うのかでもウッドデッキの設計が変わってくるので設置前に用途を考えておきましょう。
庭を広く使うのに、短いウッドデッキを縁側のようにするのもいいですね。
ウッドデッキのデメリット
リクシルの調べによるとウッドデッキの不満第1位は夏場の温度上昇でした。
夏場の温度上昇
ウッドデッキのは夏場に温度上昇します。
しかし正式にはタイルデッキや芝生でも温度上昇をします。ウッドデッキの温度は夏場は50℃以上になり、裸足で歩くのは厳しいです。洗濯物を干すときは要注意です。
しかし夏場の使い方を考えると水遊びをするときはウッドデッキが濡れて温度が下がりますし、BBQするときは火元を裸足で歩くことはないと思います。
また過ごしやすい季節には熱くなりません。
真夏に裸足で歩きたいならウッドデッキを設置する方角を考えたりや屋根をつけることで解決できます。
また特殊なウッドデッキで夏場熱くなりにくい加工がされているものもあります。
MINO株式会社「彩木」
メンテナンスが必要
人工木、天然木どちらを選んでもメンテナンスをする必要があります。
メンテナンスをしないと老朽化が進んだり汚れることで、せっかくのウッドデッキが使用できなくなります。
人工木ウッドデッキなら掃き掃除や水洗いをすることでカビの発生など汚れを落とすことが出来ます。
天然木の方がメンテナンスは大変でメンテナンスを怠ることでウッドデッキの老朽化が早まります。天然木では塗料の塗り替えも定期的に行う必要があります。
メンテナンス方法の詳細記事
人工木ーメンテナンス記事
天然木ーメンテナンス記事
他人の視線が気になる
ウッドデッキを設置したが外からの視線が気になって使用しなくなってしまうこともあります。
南側道路に面している家などが当てはまり、開放的なウッドデッキが裏目に出ることもあります。
また室内からの開放感を演出するためにウッドデッキを取り付けていても視線が気になり、結局カーテンを閉めてしまうこともあります。
カーテンを閉めてしまってはせっかくのリビングの延長が意味なくなってしまいます。
対策としては目隠しフェンスやウッドデッキを設置する位置の検討が必要です。
目線が気になるなら中庭にウッドデッキを設置するのもおしゃれでいいですね。
視線隠しの詳細記事
野良猫が来るかも…
ウッドデッキ下に野良猫などが来ることもあります。ウッドデッキの下は夏は日陰になり、冬は風よけになります。
ウッドデッキ下の猫などに対してはローデッキを取り付けたり、ウッドデッキ下にメッシュ囲いを付けることで解決できます。
またローデッキやメッシュ囲いを取り付けることで落ち葉などがウッドデッキ下に入ることがなくなり、掃除が楽になります。
ウッドデッキの使用目的をハッキリさせよう
ウッドデッキは使用目的により大きさや形が大きく変わります。
使用目的に合わせた最適なウッドデッキを設置しましょう。
BBQをするためには2,100mm×2,100mm以上必要
ウッドデッキ上でBBQをするには、実際にはかなりの大きさが必要。
テーブルや椅子を置くことを考えると3−4人程度が限界です。
大きく場所を取れないなら庭とウッドデッキをうまく使用するといいです。
ウッドデッキ上では食事を楽しみ、ウッドデッキから降りた庭で肉を焼くような工夫もできます。
縁側として使用するなら出幅600mm程度で十分
出幅を短く取り、ウッドデッキに腰掛けると縁側のような役割を果たしてくれます。
短いほうがコストも安い。更に庭も広く使えるのでガーデンスペースを取りたい方にはおすすめです。
洗濯物を干すなら出幅1,200mm程度必要
自分が外まで出て洗濯物を干す場合は体がしっかり出るだけの出幅が必要になります。
家の中から窓を開けながらの洗濯物は夏は虫が入るし、冬は部屋が寒くなるしで快適とは言えません。
詳細記事
>>【悲報】洗濯物用のウッドデッキは900mmだと狭いです。
小さいウッドデッキが一番おすすめ【個人経験より】
個人的には小さいウッドデッキがおすすめです。
小さいウッドデッキなら初期費用も少なくていいです。小さいとウッドデッキの使用用途が限られると思っている人も多いかもしれません。しかしウッドデッキ自体は腰を掛けることや、荷物を置くことなど実用的に使うほうがメリットは大きいです。
大きいウッドデッキに憧れがある人も多いと思いますが、憧れだけでウッドデッキを設置してしまうと後悔する可能性が高いです。
私は実際に小さいウッドデッキでも、庭を有効活用することで満足しています。
ウッドデッキはしっかり考えてからの設置がおすすめ
ウッドデッキはしっかり考えた上でメリットがデメリットを上回ったときに設置しましょう。
せっかく設置したウッドデッキを使用しないのはもったいないですし、設置するからには用途に合わせた最適なウッドデッキにするべきです。
個人的にウッドデッキは家を立てて生活してみてから設置しても遅くないです。
その方が自分の生活スタイルに合わせたウッドデッキが設置できるからです。
ウッドデッキに合わせて自分のスタイルを変えるのはなかなか難しいと思います。
見積もり、プラン作成までは無料で行えるので、気になったらとりあえず見積もりしてみましょう。
まとめ
以上ウッドデッキのメリット・デメリットのついてまとめました。
メリット↓↓↓
・BBQができる
・洗濯物が干せる
・リビングが広く感じる
・外観がおしゃれになる
・意外と雑草が生えてこない説あり
・庭に出やすくなる
デメリット↓↓↓
・夏場の温度上昇
・メンテナンスが必要
・外からの視線が気になる
・野良猫が来るかも
ウッドデッキを設置するときはデメリットを理解し、使用用途に合わせた設置を考えましょう。
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