ウッドデッキの下ってみんなどうしてるのか気になりませんか?
ウッドデッキの下は基本的にはコンクリートが良いとされています。
私もコンクリートをお勧めします。
しかしウッドデッキを設置する場合、コンクリートを使用することで値段が上がってしまいます。またウッドデッキをDIYする人はコンクリートから自分でするのは難しいです。
実はコンクリートではなく砂利でも十分なこともあります。
その理由は砂利でも機能性、見た目を整えることが可能だからです。
私はウッドデッキが大好きすぎて自分の手足でこれまでウッドデッキの写真を100枚以上集めて研究してきました。
この記事ではウッドデッキの下をコンクリートにした場合と砂利にした場合の特徴について解説します。
この記事を読むとウッドデッキの下がコンクリートでなくても、安くておしゃれに仕上げる方法がわかります。
簡単な相見積もりで数万円のコストダウンになるので是非試してください。
ウッドデッキの下地の種類はコンクリート以外にもある
ウッドデッキの下地は
- コンクリート
- 砂利+防草シート
- 土+防草シート
に簡単に分かれます。
砂利と土に関しては防草シートを一緒に使用することが必須です。
コンクリート
コンクリートは一般的に土間コンクリートと呼ばれるものとします。
利点
- 雑草が生えない
- 虫の発生が少ない
- 湿気が抑えられる
- 収納スペースに優れる
欠点
- コストが高い
- ウッドデッキ下にゴミがたまる
土間コンクリートはウッドデッキの下地としては一番優秀です。雑草を完全に防いでくれること、土などよりも湿気が抑えられること、虫の発生が少ないことがその理由になります。
土間コンクリートはスタイリッシュな印象の仕上がりになり、機能性は抜群です。ウッドデッキ下を収納スペースにすることで普段の生活にも役立ちます。園芸用具や車のタイヤなどをしまって置くのはどうでしょうか。
しかし一方で費用が高くなるという欠点があり、1平米あたり8000円から1万円になってしまいます。またDIYでウッドデッキを設置する方にはハードルが高くなってしまいます。
砂利
ウッドデッキの下に砂利を敷いて対応することもできます。このときに防草シートも必ず使用しましょう。
利点
- 防草シートを敷けば雑草対策は十分
- 温かみのある印象になる
- コストが安い
欠点
- 防草シートに耐用年数がある
- ウッドデッキ下にゴミがたまる
砂利はコンクリートよりも安くコストや見た目から考えるとおすすめな方法になります。しかしウッドデッキ下に砂利を敷くなら防草シートの使用が必須になりますので注意してださい。それでもコストはコンクリートより安くなります。
ウッドデッキの下は基本的に日の光は入りにくく雑草は生えずらい状況といえます。防草シート+砂利を使用すれば雑草対策は十分です。
見た目もウッドデッキ下をあえて砂利にすることでコンクリートの冷たい印象から温かみのある印象になります。割栗石なんかを使用すると他とは違う特別感のある演出が可能です。割栗石とは砂利よりも大きくゴツゴツとした石です。よく植栽のまわりに置かれたりしていますね。
砂利+防草シートはコストは安いですが、完全に雑草を防ぐことは難しいです。防草シートにも耐用年数があり一般的に10年といわれています。しかしYKKさんのリウッドデッキ200のような商品なら床板の間から日が入らないようになっているので相乗効果で雑草対策が可能です。
収納スペースとしてはコンクリートよりは使いにくいですが使用できます。砂利の上で重いものを移動させるのは大変ですが、片手で持てるようなものを収納するのは便利です。
土
そのまま土にウッドデッキを乗せる方法もありますがおすすめはできません。
利点
- 草花を自由に取り入れれる
欠点
- ウッドデッキ下にゴミがたまる
- 管理が大変
- 雑草が生える
土のままのウッドデッキの設置はやめた方がいいです。土のままウッドデッキを設置すると、湿気が溜まり虫多く住み着きます。さらに防草シートを敷かないと雑草対策も出来ません。
ガーデニングが大好きで、ウッドデッキ下も土や草、花で空間を作りたいという人はいいですが基本的に管理が大変になるのでやめた方がいいです。
簡単な相見積もりで数万円のコストダウンになるので是非試してください。
ウッドデッキ下の問題点
ウッドデッキ下の問題点はウッドデッキを設置した後にわかることが多いです。
- 雑草が生えてしまう
- ゴミが溜まってしまう
- 虫がわいてくる
- 猫が住み着く
ウッドデッキ設置後は満足していても徐々に上記の問題が浮き彫りになってきます。ウッドデッキ設置時にしっかりと問題点を知っておきましょう。
雑草が生えてしまう
施行後すぐは問題ありませんが、時間が経つと雑草が問題になってきます。
ウッドデッキ下の雑草は処理が大変。わざわざ下に潜って草抜きをする必要があり、最初から生えてこないようにするのがベストです。
対策としてはコンクリートや防草シートを敷くことをおすすめします。
ゴミが溜まってしまう
ウッドデッキの悩みにウッドデッキ下にゴミが溜まってしまうことがあげられます。大きいウッドデッキの下は手が届かないこともあり掃除が大変です。
ウッドデッキ下にゴミが溜まらないようにする工夫として多段幕板や囲いメッシュがあげられます。これにより落ち葉などのゴミがウッドデッキ下に入るのを防ぎます。囲いメッシュのほうが安価で取り付けしやすいですが、見た目を気にするなら多段幕板一択です。多段幕板をつけることでウッドデッキにも高級感が出ますし、下を塞ぐ役割もしてくれます。
虫がわいてしまう
ウッドデッキ下を土にしてしまうと湿気が多い土に虫が住みつきます。虫を対策するにはウッドデッキ下にコンクリートや防草シートを敷くことをおすすめします。
コンクリートや防草シートを敷いてもクモなどの虫はウッドデッキの柱に巣を作るので、気になる方は定期的に掃除をしたほうが良いです。掃除が面倒くさい方は多段幕板やローデッキを使ってウッドデッキの下を隠してしまうのもアリです。
多段幕板とローデッキを組み合わせた例
多段幕板で足元を隠し、ローデッキで庭への動線も作りおしゃれで機能性のあるウッドデッキになっています。
シーズ・アーキスタディオ – ウッドデッキの写真はこちら – Houzz
ローデッキは階段として庭への動線も確保でき、ウッドデッキの足回りのおしゃれさもアップする汎用性の高いオプションです。
猫が住み着く
夏は日陰になり、雨風もしのげるウッドデッキ下は猫が来ることもあります。野良猫が多い住宅地では注意が必要です。
対策としては多段幕板や囲いメッシュでウッドデッキ下を塞いでしまうことです。囲いメッシュのほうが安価で取り付けしやすいですが、見た目を気にするなら多段幕板一択です。多段幕板をつけることでウッドデッキにも高級感が出ますし、下を塞ぐ役割もしてくれます。
ウッドデッキ下に蜂の巣ができてしまったなんて話も聞きます注意してください。
砂利でおしゃれに仕上げる方法
ウッドデッキ下を砂利にしておしゃれにする方法をいくつか紹介します。
- 砕石や割栗石を使う
- 縁側風に仕上げる
- ウッドデッキ+砂利+芝で仕上げる
割栗石を使ったウッドデッキ
多段幕板の下に石があることで高級感のある仕上がりになります。
縁側風のウッドデッキ
㈱コーヨーテック – 縁側・ポーチの写真はこちら – Houzz
縁側の雰囲気でデッキ下は敷石をして和風に仕上がっています。
ウッドデッキ+割栗石+緑
写真ではコンクリートが見えていますがウッドデッキと割栗石と緑がマッチしています。このようにすれば洋風にも和風にも対応できるウッドデッキが考えられます。
足元からウッドデッキをおしゃれにする方法
足元からウッドデッキをおしゃれに見せるにはウッドデッキの骨組みや土台をみせないことが大事です。
- 多段幕板
- ローデッキ
多段幕板やローデッキを使用することで足元が見えなくなり、重厚感や高級感が出ます。
ウッドデッキの骨部分が見えないのでおしゃれで高級感のある仕上がりに見える。
多段幕板でおしゃれに
多段幕板とは写真のようなウッドデッキの側面につける幕板のことです。
多段幕板があるとないでは印象が変わります。多段幕板がないとライトな印象になりますがあることで一気に高級感が増します。
ウッドデッキの見た目にこだわりたいという方にはおすすめのオプションです。
ナガタ建設 株式会社 – 縁側・ポーチの写真はこちら – Houzz
ローデッキでおしゃれに
ローデッキとはその名の通り低いウッドデッキのことです。ローデッキを使用することでウッドデッキの足元に余裕が出て奥行きや立体感のある仕上がりになります。また庭への動線としての階段代わりになるので機能性も大満足なオプションです。
自分オリジナルのウッドデッキをカスタムしたいという人にはローデッキの組み合わせにこだわることをおすすめします。
Garden Studio庭楽館 – ウッドデッキの写真はこちら – Houzz
簡単な相見積もりで数万円のコストダウンになるので是非試してください。
注意
ウッドデッキ下をコンクリートにしないことで地盤が緩んでウッドデッキが斜めになる可能性も0ではありません。このようなことをわかった上で設置してください
この記事はあくまでも私個人の意見です。必ずしもコンクリートにしましょうとか砂利にしましょうということではありません。利点・欠点を踏まえた上で見積もり業者や施工業者さんに相談して自分にあったウッドデッキの設置を行ってください。
またウッドデッキの設置では相見積もりを取りましょう。損してしまいます。
まとめ
ウッドデッキの下は基本的にコンクリートがおすすめです。しかしコンクリートはコストが掛かります。できるだけコストを抑えたい人には砂利+防草シートでもウッドデッキ下の雑草対策に関しては十分できます。
また砂利にはコンクリートでは出ない味もあり、温かみのある空間を作ることができます。
具体的には割栗石や緑を含むことで演出ができ、多段幕板やローデッキでさらにカスタマイズすることが可能です。
ウッドデッキ下の具体的な問題は
- 雑草が生えてしまう
- ゴミが溜まってしまう
- 虫がわいてくる
- 猫が住み着く
コンクリートの特徴↓↓
利点
- 雑草が生えない
- 虫の発生が少ない
- 湿気が抑えられる
- 収納スペースに優れる
欠点
- コストが高い
- ウッドデッキ下にゴミがたまる
砂利+防草シートの特徴↓↓
利点
- 防草シートを敷けば雑草対策は十分
- 温かみのある印象になる
- コストが安い
欠点
- 防草シートに耐用年数がある
- ウッドデッキ下にゴミがたまる
コストが気になる人も砂利+防草シートを使用することでおしゃれなで機能性のあるウッドデッキを設置することが可能です。
ウッドデッキの下が気になる方はこの記事を参考にして頂ければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント